新築時に選んだ「真砂土」は正解だと思っていた
新築の際、業者にすすめられて犬走り部分に真砂土を施工しました。
見た目はナチュラルで柔らかい印象。コンクリートやタイルよりも自然で、当時は「これでよかった」と思っていたんです。
しかし、それは最初の数ヶ月だけでした。
クラックと苔…真砂土の“落とし穴”に悩まされる
半年後に異変。あちこちにクラックが…
暮らし始めて半年ほど経ったころ、真砂土の表面に細かいクラック(ひび割れ)がいくつも見られるように。
1年後には、10か所以上にクラックが広がってしまいました。
雨が降るたびに割れ目から水が染み込み、乾いたあとはさらに広がる…。
「もしかして施工不良?」と思うようになりました。
苔がどんどん広がる!見た目も悪化
クラックと並行して悩まされたのが苔の大量発生。
犬走りには常に湿気がたまりやすく、特に我が家は近くに森がある環境ということもあり、苔の進行が早かったのかもしれません。
ケルヒャーの高圧洗浄モードで苔をはがしおとしても、2か月後にはまた苔が出現。
見た目も悪く、滑りやすさも気になってしまいました。
施工業者に相談してみたけれど…
「施工が悪かったのでは?」と思い、業者に問い合わせてみましたが、「真砂土は自然素材なので、どうしてもひび割れや苔は起きやすい」との返答。
「もっと前に知っていれば…」というのが正直な気持ちでした。
結局、タイル張りにリフォームすることに
悩んだ末、追加費用をかけて犬走り全体をタイル張りにリフォームすることに。
当然費用はかかりましたが、今ではクラックも苔も気にならず、見た目もすっきりして満足しています。
これから真砂土を検討している方へ伝えたいこと
真砂土は自然で柔らかい雰囲気を出せる素材ですが、施工環境や気候、管理の手間を考慮しないと失敗するリスクも高いと感じました。
もし真砂土を検討されているなら、以下の点をぜひチェックしてみてください
- 湿気が多い場所には向かない可能性がある
- クラック防止のために、下地や排水処理が重要
- 苔の発生を防ぐためのメンテナンスが必要
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